この記事では、ビジネスシーンでよく使われるフレーズの「確認をとりましたところ」について、その意味や使い方や敬語表現を徹底解説します。
「確認をとりましたところ」とは?
「確認をとりましたところ」のフレーズにおける「確認」は、「はっきり確かめること」を意味する言葉です。
次の「とりました」は、「とる」に丁寧語の「ます」の過去形の「ました」が付けられた表現です。
ここでは「確認をとる」で、「不明な点について聞いて確かめること」との意味になります。
また最後の「ところ」は、このフレーズでは「結果」と言い換えると意味やニュアンスが理解し易い言葉です。
以上より、「確認をとりましたところ」のフレーズは、「不明な点について聞いて確かめた結果」といった意味の丁寧な表現となります。
「確認をとりましたところ」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
「確認をとりましたところ」のフレーズは、例えば自分では判断できないことを上司に確かめたり、出先で資料を確認できないので社内にいる人に資料を確認してもらったりしたことを指して使われます。
また、このフレーズは、最後が「ところ」すなわち「その結果」で終っているので、その後ろには結論が続けて述べられます。
このフレーズはメール等の書き言葉として使われることは少なく、主に会話文として使われます。
「確認をとりましたところ」を使った例文
・『確認をとりましたところ在庫がございますので、本日中に発送が可能です』
・『上司に確認をとりましたところ5%の値引ならさせていただきます』
・『工場に確認をとりましたところ、明日中には完成できる見込みだと言うことです』
「確認をとりましたところ」の類語や言い換え
「確認をとる」の類語としては「確認する」や「確かめる」等が挙げられます。
したがって「確認をとりましたところ」のフレーズは「確認したところ」や「確かめたところ」と言い換えることができます。
また敬語表現としては、「確認いたしましたところ」と言い換えることができます。
まとめ
「確認をとりましたところ」のフレーズは、「不明な点について聞いて確かめた結果」といった意味の丁寧な表現です。
自分の判断で返答できない場合や、その場で判断できないことを関係部署等に聞いて確かめた結果との意味で使われるフレーズです。