知っていることを誰かに伝える時には、「私が知る限り」と言うことがあります。
知識や情報の伝達ができますが、気をつけたいところも存在する表現です。
その使い方や注意点をご紹介します。
「私が知る限り」とは?
自分が知っている範囲の、知識や情報を元に考えたことを表しており、自分の意見を人に伝える時に使われる表現です。
「私が知る限り」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
人からある事柄について意見を求められたり、自ら見解を提示する機会があります。
その時に自分が知っている範囲の知識や情報を元に考え、それを伝えるにあたり「私が知る限り」を使うことができるでしょう。
これによって一個人レベルの知識であることを、前もって知らせる役割があります。
対面で話す時、あるいは文書で用いる時には、「それについて」などと何らかの話題について触れた上で、「これ以上に使いやすい商品はない」など、知っている知識などを伝えるのが良いです。
ただし個人の意見なので、必ずしも知っている話の内容が正解とは限らない場合もあることに気をつけてください。
その伝える知識や情報が間違いなく正解な場合は、別の表現を使うことが良いです。
「私が知る限り」を使った例文
・『この商品は私が知る限り、従来で最も使いやすいと実感できるものです』
・『私が知る限り、彼女の意見はネットや辞書で調べても、まったく出ない未知の情報だと思います』
「私が知る限り」の類語や言い替え
「管見の限り」は、見識が狭いことを表す「管見」を用いることで、 自身の意見を謙遜して伝える場合の表現です。
ただし管見は難しい言葉なので、伝わりにくいことに留意してください。
「私の知る範囲では」は、自分が知る限界の知識について言い表しています。
「私の知識を元にすると」は、自分が知っている内容を根源としていることです。
「私見としては」は、自分の意見であることを相手に伝える言い方となります。
まとめ
自分の知識などを元に考えて意見を述べる時に、「私が知る限り」を使うことが良いでしょう。
これによって個人の意見であることを伝えられますが、正答ではない可能性があることに注意が必要です。
自分の意見を述べる際に、活用してみましょう。
