皆さんは、日常生活やビジネスの場面において、「私ども」という言葉を聞いたことはないでしょうか。
おそらく、比較的耳にする言葉ではあると思いますが、具体的にはどんな意味合いがあり、どのような場面で使うとよいのでしょうか。
このページでは、「私ども」という言葉についてご紹介していきたいと思いますので、ぜひ参考にしていただけると幸いです。
「私ども」とは?
「私ども」とは、「私たち」の謙譲表現で、ビジネスシーンでは、自分の会社や自分の部署のことを取引先に対してへりくだって表現する時に使う言葉です。
同じような意味合いを持つ言葉としては、「当社」「弊社」「当方」などがあります。
「私ども」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使う時の注意点
「私ども」の使い方や注意点ですが、「私ども」は、文語的か口語的かといえば、どちらかといえば口語的な言葉であるため、ビジネスメールで使うというよりは、会話の中で使うことの多い言葉になります。
また注意点としては、取引先の会社相手に使うというよりは、取引先の一部の部署や個人に対して使った方がよい言葉になります。
「私ども」は謙譲表現ではあるのですが、ニュアンス的には「当社」や「弊社」よりもややフランクな印象を相手に与えてしまう言葉ですので、取引先の会社相手に使うのであれば、「当社」や「弊社」を使った方がよいでしょう。
また使う場面としても、自分を強く主張するような場面で使われることの多い言葉ですので、そのあたりも注意が必要です。
「私ども」を使った例文
・『私どもといたしましては、精一杯力を尽くしました』
・『私どもの出した結論は、以上になります』
「私ども」の類語や言い替え
「私ども」の類語や言い換えですが、先ほども少し述べましたが、「当方」「弊社」「当社」などが挙げられます。
まとめ
ここまで「私ども」について解説してきましたが、ご理解いただけましたでしょうか。
「私ども」は、「私たちの謙譲表現」であること。
また使う相手としては、会社全体というよりは、個人や一部の部署に向けて使った方がよいということ。
また使う場面としては、自分を強く主張するような場面であることが分かりました。
この記事の内容を少しでも参考にしていただけたら幸いです。
