社会人になれば、ビジネスとプライベートという公私の区別はきちんと付けておくべきです。
今回のフレーズもそれに関わるもので、これより詳しく解説いたします。
「私用により」とは?
「私用」とは、「私の用」と書かれるように、「自分の用事」や「自分の都合」という意味です。
言いかえれば、「仕事とは無関係の用事」という捉え方もあるでしょう。
一方、「より」は漢字も使うと「因り」という漢字が当てられることでもわかるように、「〜により」で「〜を理由として」や「〜を原因として」という意味になります。
以上のことから、「私用により」は「私の用事を理由として」や「私の都合が原因で」という意味になります。
もっと柔らかい表現をするならば、「私の用事で」や「私の都合のため」などとしても良いでしょう。
「私用により」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
このフレーズは、自分や同僚が職場や担当の持ち場を離れる場合、その理由の説明のために使われるフレーズです。
例えば、同僚が休みを取って旅行に行っているケースで、職場に休んでいる同僚宛の電話が来た場合には、「(同僚は)私用により休暇中です」と言った形で相手に説明します。
具体的に「旅行中です」などとすることも可能ですが、一々詳細について言及する必要もない時にこのフレーズが力を発揮してくれます。
また、「私用により」というフレーズを使うことで、相手が「仕事の話をするべきではない」と感じるきっかけにもなるため、携帯電話などに仕事の連絡を入れるようなこともなくなるという効果もあるでしょう。
「私用により」を使った例文
それでは、このフレーズを使った例文を挙げてみましょう。
・『本日私用により出社いたしません』
・『部長は私用により本日欠席いたします』
・『私用により、夕方まで連絡できません』
「私用により」の類語による言いかえ
「私用」は、「私事」「わたくしごと」や「私的な都合」または「個人的な事情」などで言いかえられます。
「により」については、単に「で」でも良いでしょうし、「のため」でも問題ありません。
以上のことから、言いかえ表現としては、「私事で」や「個人的な事情のため」が候補になります。
まとめ
「私用により」とは、プライベートな問題で職場を離れたり休んだりする、もしくはした場合に使用される表現です。