稟議書にまつわる、言葉の使い方に悩むことがあります。
「稟議申し上げます」の正しい使い方と、その他の言い回しをチェックしていきましょう。
「稟議申し上げます」とは?
この場合の「稟議」とは、上司の承認を受けることをいいます。
一般的には稟議をおこなう時は稟議書のフォーマットに、参加したいセミナー名、購入したい備品、補ってほしい人件費などを記載していきます。
記入した稟議書を上役に提出して、オーケーの言葉をもらうことが稟議です。
「申し上げます」は偉い方に申し出ることをいいます。
ニュアンスとしては「稟議書を記載しましたので、ご検討をお願いいたします」となります。
「稟議申し上げます」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
不足している物があるとき、あるいは足りない人を補いたいとき、上の人に掛け合ってお願いする時に用いるのが稟議書です。
それぞれの会社にある社内用のフォーマットを用いて、希望する内容や品数、理由について記載していきましょう。
一方で「稟議申し上げます」は稟議書の提出時に使えそうな言い回しですが、実際のビジネス現場ではあまり用いられない表現です。
稟議は上司の承諾を受け取る流れをあらわすので、その他の言い回しも覚えておきましょう。
スムーズなやり取りに繋げてください。
「稟議申し上げます」を使った例文
・『プロモーションで使用する備品について、稟議申し上げます』
・『部署のコピー機を最新型に買い替えたいので、稟議申し上げます』
「稟議申し上げます」の類語や言い替え
似ている表現に「申請いたします」があります。
「交通費を申請いたします」のように、業務中につかった経費を清算したい時も使えます。
言い替えに「稟議書を作成いたしましたので、お手すきの時にご査収の程よろしくお願いいたします」があります。
まとめ
「稟議申し上げます」を解説しました。
気になるフレーズを適切に学んで、敬語力の向上に活かしていきましょう。
言葉の器を磨いてください。