ビジネスシーンなどで見聞きすることのある「納品される予定です」とは、どのような意味なのでしょうか?
ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど、分かりやすく解説していきます。
「納品される予定です」とは?
まず、「納品」は「品物を納入することやその品物」を意味する言葉です。
「される」には「するの尊敬語」と「するの受身形」という意味が含まれていますが、ここでは「するの受身形」としての意味を表しています。
そして、「予定」は「行事や行動を前もって定めることやその事柄」を意味する言葉です。
したがって、「納品される予定です」は文字通り「商品などが納品される予定であること」を意味する敬語表現のフレーズです。
「納品される予定です」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
それでは、ビジネスで「納品される予定です」を使用する場合、どのような使い方になるでしょう。
例えば、相手が発注した製品の納品日を伝える場合などに「ご注文の製品は〇月〇日に納品される予定です」のように使用することができます。
ここでの「される」は「するの受身形」であり、「(商品などが他の誰かによって)納品される予定」という意味を表しています。
したがって、自分で直接納品する場合に使用すると不適切な表現となってしまうので注意しましょう。
「納品される予定です」を使った例文
ここでは「納品される予定です」を使った例文をいくつか紹介していきます。
・『ご注文していただいた商品ですが〇月〇日に納品される予定ですので、今しばらくお待ちください』
・『発注していただいた製品に関しては〇月〇日に納品される予定ですので、何卒よろしくお願いいたします』
・『修理依頼に出していただいた製品ですが、〇月〇日に納品される予定ですので、ご確認のほどよろしくお願いいたします』
「納品される予定です」の類語や言い替え
「納品される予定です」と同じような意味を表すフレーズとしては、「納品される予定です」を省略した表現である「納品予定です」などがあります。
まとめ
このように「納品される予定です」は「商品などが納品される予定であること」を意味する敬語表現のフレーズということでした。
「納品される予定です」は「(他者によって)納品される予定」を意味しているため、自分の手で直接納品する場合、この「納品される予定です」は使用することができない点にだけ注意しましょう。