業務上、知っておきたい専門用語があります。
「緊急連絡先」の正しい使い方を見ていきましょう。
「緊急連絡先」とは?
マンションやアパートなどの契約時に記入するのが「緊急連絡先」の項目です。
もしもの時に電話がつながる場所をあらわし、1人暮らしの学生さんの場合は、ご実家や親戚の家が緊急連絡先になります。
このほか履歴書やエントリーシートに、緊急連絡先を求める欄があることも。
何のために必要になっているのか考えて、適切な連絡先を書いておきましょう。
「緊急連絡先」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
会社によっては入社した社員に記入をお願いしているのが「緊急連絡先」の用紙です。
大きな地震があった時、社員と連絡がつかなくなった時にかける第2の連絡先をあらわしています。
一方で就職活動、あるいは転職活動の際に履歴書に「緊急連絡先」が書いてあることがあります。
基本の連絡が取れない時の通信手段なので、実家に住んでいる場合は実家の番号、そして1人暮らしの場合は固定電話等を記入しておきましょう。
また自分以外の番号を書く場合は、父や叔父など関係性を明記しておき、その方の承諾を得ておくといいでしょう。
一方で賃貸契約をするお客様に連絡先を尋ねたい時は「緊急のご連絡先」と言い方を変えます。
場に応じた対応をして、敬語力を上げていきましょう。
「緊急連絡先」を使った例文
・『緊急のご連絡先をお伺いしてもよろしいですか』
・『お手数ですが緊急のご連絡先を、こちらにご記入ください』
「緊急連絡先」の類語や言い替え
同じような表現に「緊急連絡網」があります。
万が一のトラブルや天災があった時に使う、社員同士の連絡網をいいます。
電話を通じて安否を確認するやり方になっていますが、最近では会社独自のアプリやツールを活用する企業も増えています。
スタッフが多くて連絡網を運用するのが難しい時は、このような代替の方法を使うのもいいでしょう。
このほか言い替えの表現に「緊急時のご連絡先」が挙げられます。
リスクを想定した対応を取るのも大切な業務のひとつ。
個人情報の管理に気を付けつつ、適切に非常事態に備えておきましょう。
まとめ
「緊急連絡先」をお伝えしました。
社会人らしい言葉を学んで、敬語力を養ってください。