失礼のない言い方を知っていると、どこの職場に行っても元気に働けます。
「置いておく」の適切な使い方と例文、似ている言い方を調べていきましょう。
「置いておく」とは?
この場合の「置いておく」とは、資料や物をその場に置くことをあらわします。
「ここに置いておくので、把握しておいてください」というニュアンスを含んでいます。
紛失してしまうと困るので、会社の会議室の鍵や、拾った落とし物、打ち合わせで使うファイルを、一時的に置くことを示しています。
「ここに置いておきます」という意図のあるフレーズといえるでしょう。
「置いておく」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
複数の人が働く現場では、小まめなやり取りも大切になってきます。
「置いておく」はある物を一時的に保管する時に用いられています。
通常はそこにない物を、今回だけ特別に置く時に用いられています。
一方で「置いておく」は、敬語としての重みがないので、オフィスで使うには気を付けたい言葉です。
お伝えする方に「お願いいたします」と添える、あるいは「お手数ですが」とクッション言葉を組み合わせるなど、その他の表現と混ぜて用いていきましょう。
「置いておく」を使った例文
・『お客様の傘をこちらに置いておくので、よろしくお願いいたします』
・『営業車の鍵をここに置いておくので、お手数ですが部長に伝えてください』
「置いておく」の類語や言い替え
似ている言葉に「こちらに置きますので」があります。
「こちらに」と「ますので」を付け加えているので「置いておく」に比べると上品な言い方になっています。
前後に言葉を挟むだけで大人びた言い方になるので覚えておきましょう。
言い替えに「すぐにお使いになると思いますので、こちらに〇〇を置いておきます」があります。
まとめ
「置いておく」について解説しました。
よく用いる言葉を、ひとつずつ学んでおくと、臨機応変に対応できるようになります。
明るい言い回しを知って、未来に活かしていきましょう。