学生風の言い方を、大人っぽく変換したい時もあるものです。
「考えられるよう」の正しい使い方と例文、似ている表現をチェックしていきましょう。
「考えられるよう」とは?
この場合の「考える」とは、論理的に思うことをいいます。
また「よう」とは、ある程度の時間を経ながらこのような状態に、自分の気持ちが変わったことを述べています。
そのため「考えられるよう」で「思えるように」こうした解釈ができます。
心境の変化をあらわすひと言といえるでしょう。
「考えられるよう」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
上司との面談で、自分の近況を伝えなければいけない場面もあるものです。
以前はそうで無かったものの、ライフスタイルの変化などによって、自分の気持ちが変わった時に用いられているのが「考えられるよう」にあたります。
リモートワークを通じて家族と触れ合える時間が増えた、仕事とプライベートの両立が図れるようになったなど、明るい変化を伝えたい時に取り入れていきましょう。
一方で「考えられるよう」は自分の成長をあらわす言葉。
マイナスなことと組み合わせると、少々いびつな文に思えます。
組み合わせる内容に気を付けておきましょう。
「考えられるよう」を使った例文
・『ゆとりが出てきて、後輩のことも考えられるようになりました』
・『時短勤務を活用させてもらい、家族のことも考えられるようになりました』
「考えられるよう」の類語や言い替え
似ている言い方に「思えるよう」があります。
より個人的な考えを、示したい時に使われています。
「在宅勤務の日が増えたことで、事務作業が楽しく思えるようになりました」と使います。
言い替えに「感じております」あるいは「受けとめております」があります。
まとめ
「考えられるよう」を解説しました。
色々なビジネス敬語を知っていると、明るくコミュニケーションが取れます。
できる社会人を目指して、語彙力を鍛えていきましょう。