ここでは「考慮します」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。
「考慮します」とは?
「考慮します」は、それについても考えに入れるという意味で用いられます。
「天候が悪くなった場合のことも考慮します」と使った時には、天気が悪くなった時にことまで何かの考えに入れると言っており、「合否については過去の実績も考慮します」とすると、合格か不合格かについては過去の実績も考えに加えた上で判定するという解釈になります。
このように、何かについて考える際に、そういった事情も鑑みてそれを行うと伝えるための表現になり、丁寧にすると、「考慮させていただきます」となり、相手によってはこのような形で使うといいでしょう。
「考慮します」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この「考慮します」は、「その点も考慮します」や「それも考慮に加えます」といったように使われることも多いです。
そのような使い方をしても、そういった事情も加えて考えると伝えており、「考慮したいと考えています」と、そうしようと思っているといった用い方もよくされています。
「十分〜」とすると、考えに加えるだけでなく、その事情などを大きく判定や決定のために役立てると言っていると考えてよく、例えば、「前回大会の成績も十分考慮します」とした場合には、前回の大会での成績をそれなりに考えに入れた上で何かを決めるという使い方になります。
「考慮します」を使った例文
・『採用に関しては当然ですが、これまでの職歴を十分に考慮します』
・『そちらについても考慮しますが、それほど大きな比重にするつもりはありません』
「考慮します」の類語や言い替え
・『考慮しません』
逆に、そうはしないと使う表現になり、何かの判断を行ったり、決定する上でそれについては考えに入れないという用い方になります。
そのため、「今回の結果での決定になるので、過去の実績については考慮しません」などと使うと、その決定に過去の実績は考えに入れるつもりはないと言っています。
まとめ
「考慮します」は、何かの判断や決定において、その事情も考えに入れるという使い方になる表現です。
「考慮に入れる」、「考慮に加える」といった用い方がよく見られ、その上で行うと伝えるために使われています。