「肝に銘じたいと思います」とは?
ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈していきます。
「肝に銘じたいと思います」とは?
「肝に銘じたいと思います」とは、ビジネスで使われる会話やメールなどにおいて「心に深く刻み込みこんで忘れないようにいたします」もしくは「常に意識しながら取り組んでいきたいと存じます」などという意味合いで使われている表現です。
本来は別の会社や団体などと共に協力をし合いながら行う必要がある仕事や職務などにおいて、関係者からもらった助言やアドバイスなどをしっかりと留意しながら任務にあたる旨について言及することができる言い回しで、絶対に忘れてはならないことや覚えておかなければならない事柄などについて触れたい場合などに使用されています。
「肝に銘じたいと思います」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
「肝に銘じたいと思います」とは、「常に頭の片隅に置いておきます」または「深く心がけて臨むつもりでおります」などという意味合いで使われている文言です。
「肝に銘じる」とは、職務や事業などにおける「特別大事な事項や教訓などについては確実に忘れないように心の中に深く刻みつけておく」などというニュアンスで使われており、関係者へ向けて自らや自社などにおける決意や真摯な思いなどについて伝えることができる表現で、この先仕事に取り組んでいく上での真剣さや切実な思いなどについて相手に共有することができる言い回しです。
「肝に銘じたいと思います」を使った例文
・『再三ご迷惑をおかけしてしまっておりますので、ニ度とこのようなことがないよう肝に銘じたいと思います』
・『御社とのお取引を開始させていただく際には、取り決めやルールなどについては肝に銘じたいと思います』
「肝に銘じたいと思います」の類語や言い替え
・『胸に刻んでおくつもりでおります』
・『留意しながら執り行っていく所存でございます』
・『絶対に失念しないようにいたします』
まとめ
「肝に銘じたいと思います」とは、ビジネスシーンにおいて「慎重に注意をしながら進めてまいります」などという意味合いで使われている表現です。
このフレーズを使用する際にはもっている意味やニュアンスなどをきちんと理解した上で、その時の場面や状況などに応じて適切に使いこなしましょう。