この記事では「至らない点も多くご迷惑を」について解説をします。
「至らない点も多くご迷惑を」とは?
細かいところまで行き届かず不利益を与えたり、不快な思いをさせたり、という意味です。
「至らない」は細かなところまで行き届かないことをいいます。
「至る」を「ない」で打ち消している言葉です。
「点」は「ところ」という意味です。
「ご迷惑」は「ご」を使って「迷惑」を敬意を表す言い方にしています。
「ご」を他人の行為や持ち物などを表す言葉につけると、その人へ尊敬の意を表します。
「至らない点も多くご迷惑を」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、話し手側に至らないところがあるため、聞き手に迷惑をかけてしまうかもしれないときや、迷惑をかけてしまったときに用います。
迷惑をかけてしまうのは仕方がありません。
誰にも迷惑をかけずに生きていくのは難しいです。
しかし、できるだけ迷惑はかけたくないものです。
もしも迷惑をかけてしまいそうならば、あらかじめ断っておくとよいでしょう。
断っておけば、何かあったときの心構えが相手の方でできます。
しかし、ベテランの人が「至らないところがあって迷惑をかけるかもしれない」とはあまりいいません。
経験の少ない人であれば至らない点があるでしょうから、このような言葉を伝えても違和感はないです。
また、迷惑をすでにかけてしまっているなら謝罪をしましょう。
「至らない点も多くご迷惑を」を使った例文
・『至らない点も多くご迷惑をおかけし、申し訳ありません』
「至らない点も多くご迷惑を」の返答や返信
謝罪をしているなら、許しの言葉をかけるとよいでしょう。
許さないでいると、相手との関係が心配されます。
また、自分側はいつまでも恨みを持つことになり、自分がつらい思いをします。
返答をせずにいると許していないと思われる可能性があるので、何かしら言葉を返すようにしましょう。
「お気になさらないでください」「たいしたことではありません」といった表現が使われます。
まとめ
この言葉は、話し手側に至らないところがあるため、相手が不都合を受けそうなときや、不都合を与えてしまったときに用いるものです。
迷惑をかけたならば、謝罪の言葉と一緒に使いましょう。
