「苦慮」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

「苦慮」とは? ビジネス用語

ここでは「苦慮」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。

「苦慮」とは?

「苦慮」は、何かに悩みあぐねている様子の表現になります。

つまり、それが解決しないので、どうしたらいいのか分からないで、といった使い方になり、「その対応に苦慮しているところです」などという用い方をします。

ビジネスシーンではそのような使い方や、「何とかあの会社の機嫌をとろうと苦慮している最中です」のように使うこともあり、それだけ悩んでいる、そのために困っていると伝えるために用いられます。

口語、文章のどちらでも使われていますが、どちらかと言えば文章で目にすることが多い表現です。


「苦慮」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

この「苦慮」は、このように使う側がその様子だという用い方だけでなく、誰かがそのように見えると使うこともできます。

例えば、「この不具合の解消には、さすがに○○さんでも苦慮しているようだ」のような使い方がそれになり、この場合には本当にそうだとは限りませんが、少なくともこちらからはそのような様子に見えると言っているます。

また、特に悩んだり、困ったことは無かったという意味で、「何も苦慮することなく、スムーズに解決できました」などと用いることもでき、「苦慮するとは思わなかった」といったように使っても構いません。


「苦慮」を使った例文

・『第三問はすごく難問だったので、解くのにとても苦慮してしまった』
・『今回はある程度苦慮するとは思っていたが、それ以上に大変だった』

「苦慮」の類語や言い替え

・『苦心』
よく似た意味になり、「とても苦心した」とすると、「苦慮」と使った時と同義になります。

誰かが「苦心しているようだ」とも用いることができ、使い方もにていますが、こちらは「苦心の一作です」のような少し違う用い方もできます。

これは、それだけ悩んで苦労した挙句、作ることができた作品だという意味になる使い方です。

まとめ

「苦慮」は、なかなか解決することができない、そのために悩んでいるという意味になります。

「苦慮しなかった」とすれば、そういうことは無かったと用いることになり、誰かがその様子だ、そうなるかも知れないなどと、色々な使い方をすることができる表現となっています。

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