「苦慮しております」とは?
ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈していきます。
「苦慮しております」とは?
「苦慮しております」とは、ビジネスの場において「良い解決方法を模索しております」あるいは「難しい問題を抱えている状況でございます」などという意味合いで用いられている表現です。
取引相手や得意先、または自社の上司や先輩社員などに向けて、「業務において不具合が発生してしまっております」ないし「取引上で不備となる事象がございます」などというニュアンスで使われており、対応するのが困難である旨を相手に伝える場合に使用されています。
「苦慮しております」とはのビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
「苦慮しております」とは、「取引において問題が発生しております」もしくは「順調に調整が進んでいない状況でございます」などという意味合いで用いられている言い回しです。
取引先や顧客などと共に業務を進めていく中で、予期していなかったような不具合が発生してしまったり、まったく想像もしていなかった事態に見舞われてしまった際など使われている表現で、乗り越えるのが容易ではない状況に追い込まれてしまった場合に使用されている文言です。
「苦慮しております」を使った例文
・『今期の年末商戦につきましては、競合他社の勢いに押され気味で少々苦慮しております』
・『売り上げが予想以上に伸びていない状況については大変苦慮しておりますが、ここから巻き返したいと存じます』
「苦慮しております」の類語や言い替え
・「大変苦戦しております」
・「予想だにしない状況により困惑しております」
・「解決策について必死に考えております」
まとめ
「苦慮しております」とは、ビジネスシーンにおいて「業務を進めていく上で乗り越えなければならない障壁がいくつかございます」などという意味合いで使われている表現です。
このフレーズを使用する際にはもっている意味やニュアンスなどをきちんと理解しながら、場面や状況などに応じてうまく使いこなすようにしましょう。