ここでは「落ち着いておらず」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。
「落ち着いておらず」とは?
「落ち着いておらず」は、何かの状況が、または人や動物などの状態が普通ではなく、荒れている、騒がしいといった意味で使われます。
「昨日の台風の影響で天候が落ち着いておらず、今日も雨がちな一日です」のような用い方になり、いつもの状況、状態ではないということを誰かに伝えたり、報告としてあげるような場合に使うことが多いです。
「色々なことがあったために落ち着いておらず、もうしばらく待っていただけませんか」のように使う例も少なくなく、まだ普通の状況や状態ではない、それに戻っていないという使い方で色々なシーンで用いられています。
「落ち着いておらず」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この「落ち着いておらず」は、このように使った側から見てそう思う、実際に自分がそうだと使う表現になります。
後者の場合は別ですが、何かの状況や状態を客観的に見て用いている場合には、あくまでその人から見ての具合になります。
よって、実際にそうとは限らない場合もあるので、この点に留意が必要になります。
スポーツの試合の展開に対して使われる場合もあり、「お互いに激しい点の取り合いで、展開が全く落ち着いておらず、どちらが勝つのか全く分かりません」といったような用い方に向いています。
「落ち着いておらず」を使った例文
・『引越しをした直後なので落ち着いておらず、今日もその片付けに奔走しています』
・『長引く円高の影響で為替相場が落ち着いておらず、状況を見守っている次第です』
「落ち着いておらず」の類語や言い替え
・『ばたばたとしており』
何かの状況を指して、それが普通ではない、荒れているという意味になる表現です。
そのような意味で使える「落ち着いておらず」を崩した表現になるため、ビジネスシーンには向いていませんが、ある程度気心が知れている仲であればこちらにしても構いません。
尚、人や動物などの様子が普通ではないといった使い方には向いていないので、そちらに用いられることはまずありません。
まとめ
「落ち着いておらず」は、いつもの様子ではないという使い方になります。
何かの状況や様子がそれだと用いるための表現で、それがまだ普通に戻っていないと場合も含めて、自身の状況がそれだと使うこともできます。