「行っておりますが」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

「行っておりますが」とは? ビジネス用語

使い方の分かりにくい敬語に出会うと、どのように使用すべきか迷うものです。

「行っておりますが」の正しい使い方を見ていきましょう。

「行っておりますが」とは?

「行っております」「おります」は謙譲語としての役割があります。

「が」「行っているものの、例外がある」というニュアンスを含んでいます。

控えめにこちらの事情を、説明する時のフレーズといえるでしょう。


「行っておりますが」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

営業時間や問い合わせ内容、ケータリング業務などについて、その店舗の事情を説明しなければいけないことがあります。

「行っておりますが」は断りをあらわす「が」が付いているので、知っておいて欲しいことをへりくだってお伝えする時に使います。

例えば「ご自宅での診療も行っておりますが、初診の患者様はお断りする場合もございます」のように、一部例外があるケースで使っていきましょう。

「大変申し訳ございません」とひと言添えて、横柄に聞こえない言い方も心得ておきましょう。


「行っておりますが」を使った例文

・『日曜診療も行っておりますが、受診できるお時間が限られております』
・『出前も行っておりますが、繁忙期はお休みいただく場合もございます』

「行っておりますが」の類語や言い替え

似ている表現に「しておりますが」もあります。

会話文で用いられている、自然な言い方です。

「店頭販売もしておりますが、ネット販売も行っております」と販売方法を説明する時に使われています。

また言い替えの表現に「承っておりますが」があります。

「年末年始もご注文を承っておりますが、営業時間の一部を変更させていただきます」と用いていきます。

「承る」には「つつしんで受け取る」という、丁寧なニュアンスがあります。

つつしんでお受けするという雰囲気が加わるので、こちらも併せて覚えておきましょう。

まとめ

「行っておりますが」の正しい使い方を見てきました。

色々な表現を学んで、ビジネス敬語の力を引き上げていきましょう。

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