日常生活で用いる表現ほど、使用方法に悩むことがあります。
「見つけた」の使い方を見ていきましょう。
「見つけた」とは?
「見つけた」は山のような資料のうち、欲しい資料を探し当てた時のひと言です。
また失くし物、落とし物がデスクの下から出てきた時など、意外な場所から探し当てた時に使われています。
無いと思っていた物がひょっこり出てくること、あるいは雑踏の中で知っている人を見かけた時に使うのが「見つけた」です。
こんな所にあると思わなかったという、驚きの気持ちを表現しています。
「見つけた」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
自分の目で発見することを「見つけた」といいます。
色々なキャラクターが描かれている本の中から、お目当ての人や物を見つけるように、探し当てることが「見つけた」です。
分かりやすい表現ですが、ビジネスの場では幼く聞こえてしまうことも。
「ご所望」や「ご紹介」など他の表現と組み合わせて、失礼にあたらない文に整えていきましょう。
「見つけた」を使った例文
・『ご所望の資料を見つけたので、後ほどお送りいたします』
・『面白い本を見つけたら、ぜひご紹介ください』
「見つけた」の類語や言い替え
似ている表現に「探した」があります。
「見つけた」は発見した事実をあらわしますが「探した」は捜索している行動をしめします。
実際にお目当ての物が見つかったのか、見つからなかったのか分からないのが「探した」です。
そのため「落とし物ボックスを探したのですが、ご希望のお品物はございませんでした」と結果と組み合わせて使います。
また言い替えの表現に「発見いたしました」や「ご存知であれば」があります。
「例の書類を発見いたしました」や「もしご存知であれば、ご連絡ください」と使います。
まとめ
「見つけた」について解説しました。
発見したことをあらわす、カジュアルな表現です。
大切な方には他の言い回しも取り入れて、上品に用いていきましょう。