ボキャブラリーを増やしておくと、仕事も順調に進んでいきます。
「親身な」の正しい使い方を学んでいきましょう。
「親身な」とは?
「親身な」とは、まるで本物の家族のように愛情ある行動をあらわします。
指導方法に使われることが多く、親代わりに支えてくれた寮の方、労を惜しまずにアドバイスしてくれた上司に使われています。
もともと「親身」に心遣い、思いやりという意味があるので、血がつながっている親子のように、親しい交流ややり取りをしてくれた事実をいいます。
「親身な」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
親身なは愛情をもって接してくれた方に、お礼を述べる時に使われています。
新人時代に陰ながら支えてくれた先輩や上司、そして売れない芸人時代からサポートしてくれた事務所関係者の対応をいいます。
アットホームな空気の中で、本物の親子のように情をかけてくれた行動を「親身な」とあらわしています。
そのため家族間のやり取り、身内との間柄には使わない表現です。
覚えておきましょう。
「親身な」を使った例文
・『親身なご対応、ありがとうございました』
・『親身なご指導、心よりお礼申し上げます』
「親身な」の類語や言い替え
似ている表現に「懇切丁寧に」があります。
こちらは細かい部分まで、お世話することをいいます。
ビジネスシーンでもよく使われる表現で、何から何まで細かく対応してくれた担当者のお礼文として使われています。
「この度は懇切丁寧にご対応いただき、ありがとうございました」と引用します。
このほか言い替えの表現に「相談に乗っていただき」や「愛情を持って接していただき」そして「ご指導いただき」があります。
「新人時代に仕事の相談に乗っていただき、誠にありがとうございました」や「細やかにご指導いただき、非常に勉強になりました」と活用できます。
まとめ
「親身な」の適切な使い方を学びました。
正しい言い回しを覚えて、敬語の達人を目指しましょう。