あまりにショックを受けた時などには、何故か一言すらも出て来ない場合があります。
「言葉を失いました」との表現は、そんな状況で使われるものですが、どのように使うべきかなどを把握してみましょう。
「言葉を失いました」とは?
衝撃を受けたり感動するなどで呆然となって、発声できなくなったり、使うべき言葉が見つからない状態であることを伝える表現です。
「言葉を失いました」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
驚愕、圧倒、動揺、緊張、感動、訃報など、自分にとって思いがけない場面があれば、関わる相手に対してなかなか言葉が出なくなるものです。
そのような状況について、「言葉を失いました」と表現することができます。
これによってひとまず、自分の通常とかけ離れている心情を伝えられるでしょう。
その時には、この一言を述べるだけの用法も可能です。
また「風景にあまりに圧倒されて」などのように、何によって言葉を失ったのかを含めることもできます。
しかし言葉を失ったことが相手に対して本来言うべき言葉ではない場合には、適切な表現を続けて伝えることが必要です。
「言葉を失いました」を使った例文
・『あまりにも圧倒的な風景を前にして、言葉を失いました』
・『共に過ごした昔の仲間の訃報が入り、私は言葉を失いました』
「言葉を失いました」の類語や言い替え
「言葉が出ませんでした」は、ショックがあり呆然とし、言いたいことが言えない状態になったことを表します。
「絶句しました」は、衝撃などのために、言葉が途絶えてしまったことです。
「開いた口が塞がりません」は、驚きや衝撃などに心奪われ、呆然とした状態を表します。
「唖然としました」は、驚きのあまり物が言えなく鳴る状況です。
「呆気に取られました」は、思いがけない出来事で驚き呆れたり、どうしたら良いかわからなくなる状態を表します。
「茫然自失となりました」の場合は、あっけに取られて我を忘れる意味の四字熟語を使った表現です。
まとめ
ショックを受け呆然とし物が言えない状態について、「言葉を失いました」と表現できます。
この一言だけでも通じますが、具体的に何故言葉を失ったかを説明することも可能です。
時には言い替えたりもして、ビジネスシーンで使いこなしてみてください。