「誠に勝手ではございますがお休み」とは?
ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈していきます。
「誠に勝手ではございますがお休み」とは?
「誠に勝手ではございますがお休み」とは、ビジネス上で使われる会話やメールなどにおいて「こちらの都合で恐れ入りますが休暇」あるいは「弊社側の事情で申し訳ございませんが休日」などという意味合いで使われている表現です。
本来は別の企業や団体などと共にひとつのプロジェクトや同じ任務などに係わっていく過程では、それぞれの持ち場を担当している責任者などがメインとなって話を進めていきますが、それらのコミュニケーションの場で先方に向けてお休みをいただきたい旨について伝えることができる言い回しです。
「誠に勝手ではございますがお休み」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
「誠に勝手ではございますがお休み」とは、「御社のご都合も顧みずに失礼いたしますが休暇を頂戴したいと存じます」または「弊社の予定を優先させるようで恐縮ではございますがお休みをいただきたいと思っております」などという意味合いで使われている文言です。
ビジネスを続けていく上で、自らや自社の休みや休日などの予定について関係者に共有することができる表現で、併せてお休みをもらいたい期間やその期間に発生した緊急事態における連絡先などについても明記しておかなければなりません。
「誠に勝手ではございますがお休み」を使った例文
・『弊社の都合で誠に勝手ではございますがお休みをいただけますようお願い申し上げます』
・『誠に勝手ではございますがお休みをいただきたいと思っておりますので、以下の日程につきましては不在にさせていただきます』
「誠に勝手ではございますがお休み」の類語や言い替え
・『こちらの事情を優先させていただきますがお休みをいただければと思っております』
・『弊社の都合を押し付けるようで恐れ入りますが休暇を頂戴したく存じます』
・『大変ご面倒をおかけしますが休日をいただけますとうれしく思います』
まとめ
「誠に勝手ではございますがお休み」とは、ビジネスシーンにおいて「御社にはご負担になってしまうかと存じますが休日を頂戴したいと思います」などという意味合いで使われている表現です。
このフレーズを使用する際にはもっている意味やニュアンスなどをきちんと理解した上で、その時の場面や状況などに応じて丁寧に使いこなしましょう。
