「誠に勝手ながらお休みさせていただきます」とは?
ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど、分かりやすく解説していきます。
「誠に勝手ながらお休みさせていただきます」とは?
「誠に勝手ながらお休みさせていただきます」とは、あなたがこちらの都合で休みをもらうことを相手に伝えるときに使用できる言葉です。
「誠に勝手ながら」は「自分勝手ではありますが」という意味の言葉で、丁寧語の「お休み」と「させてもらう」の謙譲表現「させていただきます」と組み合わせて「こちらの都合で休みになります」という意味になります。
個人の休暇以外にも店舗の休業日やサービス停止のお知らせなどにも使用される言い回しです。
「誠に勝手ながらお休みさせていただきます」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
それでは、ビジネスで「誠に勝手ながらお休みさせていただきます」を使用する場合、どのような使い方になるでしょう。
たとえば、あなたの会社の年末年始の営業予定について取引先に連絡するとします。
その際、「この度の年末年始について、誠に勝手ながら12月28日から1月3日までお休みさせていただきます。
ご迷惑をおかけしますがどうぞよろしくお願い申し上げます」と伝えると丁寧でへりくだった印象になります。
「誠に勝手ながらお休みさせていただきます」を使った例文
・『時間の都合がつかず、誠に勝手ながらお休みさせていただきます』
・『誠に勝手ながら今週のミーティングはお休みさせていただきます』
「誠に勝手ながらお休みさせていただきます」の類語や敬語での言いかえ
「誠に勝手ながら」は「誠に勝手ではございますが」や「こちらの都合で申し訳ありませんが」「勝手を申しまして申し訳ありませんが」などに言い換えできます。
また「お休み」は「欠席」「休業」「休日」「定休日」なども使用できますので、相手やシーンによって使い分けましょう。
まとめ
このように「誠に勝手ながらお休みさせていただきます」は、あなたがこちらの都合で休みをもらうことを相手に伝えるときに使用できる言葉です。
ビジネスでもプライベートでも使える言葉ですので、覚えておくとよいでしょう。
