謝罪しなければいけない場面がやってくると、言い回しに気を遣うものです。
「誤解を招く表現により」の正しい使い方を学んでいきましょう。
「誤解を招く表現により」とは?
この場合の「誤解を招く」とは、自分があいまいな言葉を使ったため、相手の思い違いを生み出すことをいいます。
また「表現」とは言い方、話し方、伝え方をあらわします。
そのため「誤解を招く表現により」で「こちらの伝え方が悪く、勘違いさせてしまい」とお詫びする言い方になります。
謝罪文のひとつといえるでしょう。
「誤解を招く表現により」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
こちらの伝え方が悪くて、思っていたのと違う方向に物事が進んでしまうこともあるものです。
そういった時の謝罪文に用いられるのが「誤解を招く表現により」にあたります。
詳しく説明しなければいけないのに多くの説明を省いてしまった時、あいまいな伝え方をしたので相手が別の受け取り方をした時に使います。
またこちらに悪気はないのに、公式SNSに発信した言葉が1人歩きをして炎上した時に使われています。
大人になると謝ることが苦手と感じることも多いですが、幸いなことに「無料で使える」のが言葉。
上手に敬語をあやつって、事態の収束に努めていきましょう。
「誤解を招く表現により」を使った例文
・『誤解を招く表現により、ご不快な思いをさせ申し訳ありません』
・『誤解を招く表現により、大変ご迷惑をおかけいたしました』
「誤解を招く表現により」の類語や言い替え
似ている言い方に「誤解を与える表現となりました」があります。
事細かにこれまでの詳細を書きたい時の言い方です。
お詫び文はこの後に、付け加えていくので、すっきりとした文になるでしょう。
言い替えに「不適切な表現により」があります。
まとめ
「誤解を招く表現により」について解説しました。
気になる敬語を正しくレッスンしておくと、社会人としての教養も上がります。
言葉を学んで、自分を磨きましょう。