「諸般の事情により」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

「諸般の事情により」とは? ビジネス用語

この記事では、ビジネスシーンでよく使われるフレーズの「諸般の事情により」について、その意味や、使い方や言い換え表現などを徹底解説します。

「諸般の事情により」とは?

「諸般の事情により」のフレーズにおける「諸般」の読みは「しょはん」で、「色々、様々」といった意味の言葉です。

次の「事情」「理由、状態」等を意味する言葉です。

したがって、「諸般の事情により」のフレーズは、「様々な理由により」「様々な理由で」といった意味の改まった表現と言えます。


「諸般の事情により」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

「諸般の事情により」のフレーズは、「様々な理由により」との意味で、その後ろには一般的には当初予定を否定するような事柄が告げられます。

理由の中には、客観的に止むを得ないと思える場合と、その理由を明らかにしたくないので、この表現が使われる場合の、両ケースがあります。

最初の止むを得ない場合の例としては、悪天候で野外イベントを中止するような場合に、「悪天候に伴う諸般の事情により本日のイベントは中止いたします」等と使われます。

一方で、理由を明らかにしたくないケースとしては、新製品を大々的に発表するとしていた予定を覆し、「諸般の事情により、本日の新製品発表会は取りやめさせていただきます」等と使われます。

このケースでは、新製品開発の遅れや思わぬトラブルなどが考えられますが、その会社の内情をオープンにしたくないので、このフレーズが使われていると言えます。

また、このフレーズは、ある意味では便利な言葉ですが、目上の人に使うと失礼になる場合があるので、注意が必要です。

また、理由を明かさない表現なので、信用面から多用するのは避けるべきと言えます。


「諸般の事情により」を使った例文

・『諸般の事情により、今回参加は見送らせていただきます』
・『諸般の事情により、工場の中国展開は中止いたします』

「諸般の事情により」の類語や言い換え

「諸般の事情により」の言い換えとしては「もろもろの都合により」「色々な理由により」「止むを得ない理由により」等と言い換えることができます。

まとめ

「諸般の事情により」のフレーズは、「様々な理由により」「様々な理由で」といった意味の改まった表現と言えます。

当初予定を変更する場合等に、前置きとしてこのフレーズが使われます。

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