「責任は負いかねますのでご了承ください」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

「責任は負いかねますのでご了承ください」とは? ビジネス用語

この記事では「責任は負いかねますのでご了承ください」について解説をします。

「責任は負いかねますのでご了承ください」とは?意味

責任を取ることはできないので知っておいてください、という意味です。

「負い」「負う」のことで、身に受ける、自分が引き受けるという意味があります。

「かね」「かねる」のことで、「〜しようとしてできない」「〜することが難しい」という意味です。

「ます」は敬意を表します。

「ご了承」「了承」「ご」をつけて、尊敬の意を示す表現にしています。

「ご」は他人の行為や持ち物などを表す言葉について、その人に尊敬の意を表します。

「ください」はある事柄をするように強く求める意を表す語です。


「責任は負いかねますのでご了承ください」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

この言葉は、話し手側では責任を取れないので、あらかじめ知っておいてもらうために用います。

責任については、誰がそれを負うのかはっきりさせておくことが大切です。

はっきりさせておかないと、「あなたが悪い」「いや、あなたの方が悪い」と言い合いになってしまいます。

何かをする前にこの言葉を伝えておけば、こういったトラブルの回避につながります。

イベント開催のことで説明をします。

このイベントには体験型のゲームが用意されています。

体を動かすゲームです。

安全に体験できるようにはなっていますが、誤った使い方をするとケガをする恐れがあります。

もし誤った使い方をして来場者がケガをしても、イベント主催者側は責任を取れません。

このことをあらかじめ知っておいてもらうためにこの言葉を伝えます。


「責任は負いかねますのでご了承ください」を使った例文

・『ケガが発生した場合、主催者側では責任は負いかねますのでご了承ください』

「責任は負いかねますのでご了承ください」の返答や返信

責任を取ってくれないので、そのことを理解しておきましょう。

たとえば、イベント会場でケガをしても責任を取れませんと伝えているとします。

その場合、ケガをしても主催者側は責任を取ってくれず、自分の方で対応をしなければなりません。

まとめ

この言葉は、話し手側は責任を取れないときに用いるものです。

あらかじめ伝えておくとトラブルの回避につながります。

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