ここでは「貴重なアドバイスも頂きまして誠に感謝しております」の使い方やその際の注意点などを詳しく見ていきます。
「貴重なアドバイスも頂きまして誠に感謝しております」とは?
「貴重なアドバイスも頂きまして誠に感謝しております」は、何かのついでにアドバイスとなる意見をもらったという時に、その相手に対して使うお礼の表現になります。
「アドバイスも」としているので、アドバイスはあくまでそのついでという扱いになり、それがメインではない場合に限られるといった点に注意してください。
つまり、メインとなるのは別に何かをしてもらったという場合が多く、例として、新製品のモニターをお願いしていくつかの設問に回答してもらった時に、それらとは別にもっとこうしたらいいのではないかといったアドバイスもしてもらったような場合にうまく使うことができます。
「貴重なアドバイスも頂きまして誠に感謝しております」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この「貴重なアドバイスも頂きまして誠に感謝しております」は、先のようなシチュエーションでのみ使える表現になります。
こちらが求めているメインではないアドバイスの方も役に立ちそうだとお礼を言っているため、そちらの方もそれなりの内容だったことが使える条件になりそうですが、実際には大したものではなくても、ついでにそれもつけ加えてもらえたことに対して礼儀として使うことがあります。
そのため、逆にこのように使われた際にはついでのアドバイスとなる部分は相手が本当に役に立つと思っているか分からない点があると考えておきましょう。
ビジネスシーンでよく使われる表現で、口語、文章のどちらでも使われており、BtoCの場面でお客様からのそれに対して使われることも多いです。
「貴重なアドバイスも頂きまして誠に感謝しております」を使った例文
・『この度はこちらの要望に応えていただき、ありがとうございました。貴重なアドバイスも頂きまして誠に感謝しております』
・『依頼しました作業の完了を確認いたしました。貴重なアドバイスも頂きまして誠に感謝しております』
「貴重なアドバイスも頂きまして誠に感謝しております」の類語や言い替え
・『貴重なご意見も頂きまして誠に感謝しております』
何かのついでにちょっとした意見があったという場合には、こちらが向いている表現です。
クレームやそれに近いようなものであっても使うことができるので、「貴重なアドバイスも頂きまして誠に感謝しております」より比較的広く用いることができます。
まとめ
「貴重なアドバイスも頂きまして誠に感謝しております」は、アドバイスとなるものまでついでにもらったことに対するお礼の表現になります。
使える場面が少ないながら、このように使われて悪い気はしないため、ビジネスシーンでの該当の場面に向いている表現です。
