希少性のある経験ができた時には、「貴重な機会を与えていただき」ということがあります。
これは感謝に関わる言葉です。
その意味や使い方などについて、詳しくご紹介します。
「貴重な機会を与えていただき」とは?
滅多にはないような価値あるチャンスを、相手からもらい受けたことに対して、敬意を込めて伝える時の表現です。
「貴重な機会を与えていただき」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
上司から指名されて初めて一級の仕事を任せられたり、重要な人物との会食に招かれて良い経験ができるなどのことがあります。
そのように手間暇かけて価値の高い好機を与えてくれた人に感謝を伝えるにあたり、「貴重な機械を与えていただき」を用いるのが良いでしょう。
これは「良い機会をもらえて」というよりずっと丁寧で敬意がこもった形で、基本的に目上に対して使う表現です。
使う場合は「この度は」「本日は」など前置きした上で述べ、与えていただきの後には「誠にありがとうございました」などの適切な感謝の言葉を続けることができます。
ただしこれは本当に貴重な機会にのみ使う表現であって、ちょっとした出来事に度々使っては違和感が出ることに気を付けてください。
「貴重な機会を与えていただき」を使った例文
・『本日は貴重な機会を与えていただき、誠にありがとうございました』
・『このような貴重な機会を与えていただきまして、感謝の気持ちでいっぱいです』
「貴重な機会を与えていただき」の類語や言い替え
「貴重な機会を与えていただいたことに」は、滅多に得られない好機をもらえた状況を表します。
「貴重な機会を与えてくださり」は、相手に感謝を込めた表現の「くださる」を用いた形です。
「滅多にない機会を与えていただき」は、あまりないチャンスを与えてもらったことを表します。
「有意義な経験をさせていただき」は、価値のある未体験の行動をやらせてもらったことを表します。
貴重の部分については、「素晴らしい」「せっかくの」「このような」「価値ある」などに言い替えることもできるでしょう。
機会については「好機」「チャンス」なども相応しいと言えます。
まとめ
滅多にない良いチャンスをもらえた時、「貴重な機会を与えていただき」を用いることができます。
その際には適切な感謝の言葉を併せるのが良いです。
また場面によっては「有意義な経験」など、別の表現も考えてみましょう。