この記事では「貼らせていただきます」について解説をします。
「貼らせていただきます」とは?
あるものを貼ることへ許可を求めながら行動するさまを表す言葉です。
「貼ら」は「貼る」のことで、ある部分にものなどをくっつけるという意味です。
のりなどでくっつけることをいいます。
「させていただきます」は、許しを求めて行動する意を表します。
相手を敬う気持ちが込められている表現です。
「貼らせていただきます」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、ポスターなど何かを貼るときに用います。
許可を求めながら行動するさまを表しています。
話し手側が催し物を行うことになり、そのポスターを貼りたいとします。
ポスターを貼って情報を広めるのです。
多くの人の目に情報が触れれば、多くの人が催し物に訪れてくれると期待できます。
そこで、催し物が行われる地域の店に協力をしてもらって、ポスターを貼らせてもらうことにしました。
無断で貼ってはいけないので、貼ることへ許可を求めなければなりません。
まず、ポスターを貼ってもよいか尋ねます。
そして、貼ってよいと返事をもらったならば、ここならいいですよと指定された場所に貼ります。
その貼る作業をする際にこのような言葉を伝えます。
貼ってもよいですよといわれてから、この言葉を使うようにしましょう。
よいといわれていないのに、このような発言をすると、一方的に行動をしているように感じられてしまいます。
「貼らせていただきます」を使った例文
・『ここに貼らせていただきます』
「貼らせていただきます」の返答や返信
貼っても差し支えないなら、「どうぞ」の意を示すとよいでしょう。
こちらが許可を与えてからこの言葉を伝えられているはずですが、まだ許可を与えていないならば、貼ってよいのか、悪いのかを伝えてください。
見た目が悪くなるなどの理由で、貼られると困ることもあるはずです。
そういった事情があるなら、断るのも仕方がありません。
「申し訳ない」という意を示し、貼ってはいけない理由を説明すれば、理解をしてくれるはずです。
まとめ
この言葉は、話し手側が何かを貼りたいときに用いるものです。
勝手に貼ると迷惑となるので、必ず許可を得るようにしましょう。