いくつかの表現を知っていると、気持ちも引き上がるものです。
「賀状を頂きましてありがとうございました」の正しい使い方と例文を見ていきましょう。
「賀状を頂きましてありがとうございました」とは?
この場合の「賀状」とは年賀状、祝賀のお手紙をあらわします。
また「頂きまして」は「もらいまして」の謙譲語にあたります。
受け取るこちら側を下げる言い回しになっています。
「ありがとうございました」はシンプルなお礼文です。
そのため「賀状を頂きましてありがとうございました」で「丁寧な祝賀のお手紙をいただき、申し訳ありませんでした」とお礼する意味になります。
年賀状をいただいた時の返答文といえるでしょう。
「賀状を頂きましてありがとうございました」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
会社宛てに年賀状を頂いていたものの、長期の冬休みを取得していたので、お返事を出しそびれてしまうことがあります。
基本的に年賀状は受け取ったらビジネスメールで返さず、こちらも年賀状もしくは寒中見舞いと名前を変えて出すのがマナーです。
遅くなっても返すことに変わりはないので、大人のマナーを心得ておきましょう。
ちなみに年賀状は1月7日まで、それ以降は寒中見舞いとなります。
遅くなってしまった場合はお詫びのひと言を添えると、さらに誠実な文になるでしょう。
書いてくれた方に思いを馳せて、愛のつたわる文に仕上げていきましょう。
「賀状を頂きましてありがとうございました」を使った例文
・『ご丁寧な賀状を頂きまして、ありがとうございました』
・『思いの伝わる賀状を頂きまして、誠にありがとうございました』
「賀状を頂きましてありがとうございました」の類語や言い替え
似ている言葉に「年賀状を頂きまして、ありがとうございました」があります。
「賀状」も正しい言い方ですが「年賀状」とあらわしても正解になります。
好みの表現を選んでいきましょう。
言い替えに「ご挨拶が遅くなってしまい、大変申し訳ございません」があります。
まとめ
「賀状を頂きましてありがとうございました」を解説しました。
年賀状のお礼文にふさわしい表現を学んでおくと、自信をもって返信できます。
大人のビジネスマナーに活かしてください。