この記事では「資料の詳細を確認の上」について解説をします。
「資料の詳細を確認の上」とは?意味
資料の詳しい内容を確かめてから、という意味です。
「詳細」には、細かなところまで詳しいこと、またそのさまという意味があります。
客観的に細かく詳しいことについていう言葉です。
「確認」は、曖昧なものをはっきりとさせて認めることです。
調べたり尋ねたりして、物事を明確にして、それと認めることをいいます。
「上」は、〜してからという意味です。
「資料の詳細を確認の上」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、資料に書かれている詳しい事柄を確かめてから、話し手が何かをする場面や、聞き手に何かをしてもらう場面で用います。
後に続く言葉によって、話し手が何かをするのか、聞き手が何かをするのかが変わります。
たとえば、話し手が聞き手から資料をもらったとします。
ある事柄の返事を求められているのですが、その返事は資料を見てからにしたいと考えています。
このような場面では、後に「お返事をいたします」といった言葉を続けて用います。
今度は、聞き手が何かをする場面で説明をします。
話し手の方から聞き手に資料を渡しました。
この資料の内容をよく読んでから、ある事柄に返事をして欲しいと話し手は考えています。
こういった場面では、「お返事をお願いします」のような言葉を後に続けます。
このように後に続く言葉によって、誰が何をするのか意味が変わります。
他人に何かをしてもらう場合であれば、「ご確認」とした方が丁寧です。
他人の行動を表す語に「ご」をつけると、その行動をする人に敬意を表す言い方になります。
「資料の詳細を確認の上」を使った例文
・『資料の詳細を確認の上、ご連絡いたします』
「資料の詳細を確認の上」の返答や返信例
資料の内容を確かめてから連絡をすると伝えられたのなら、「お願いします」「わかりました」の意を返すとよいでしょう。
確認をしてから連絡をくれるはずです。
資料の内容を確かめてから連絡をしてくださいとお願いをされた場合は、「わかりました」の意を伝えるとよいでしょう。
資料の内容を確認したくない、連絡はしたくない、ということはあまりないはずです。
詳しい事柄を確認するのは手間がかかるかもしれませんが、それをする必要があるのでこの言葉が使われています。
確認を求められているならば、必ず資料に目を通しましょう。
まとめ
この言葉は、確認をしてから話し手が何かをする場面や、聞き手に何かをしてもらう場面で用います。
他人に何かをしてもらう場合であれば、「ご確認」とした方が丁寧です。
誰が何をするのかにあわせて言葉の形を変えましょう。