見慣れない表現があると、使い方が分からなくなることも。
「趣味の一環」の正しい使い方と事例を見ていきましょう。
「趣味の一環」とは?
「趣味」とは、好きで取り組んでいることをいいます。
陶芸、ウォーキング、映画鑑賞、旅行、スイーツ巡りなどをあらわします。
「一環」は大きな輪のひとつを示すので「夢中になっていることの、ひとつですが」という意味合いがあります。
自分の私生活について、伝える時の表現といえるでしょう。
「趣味の一環」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
仕事と同じくらい、大切なのが趣味です。
多くの人が大なり小なり好きなことを持っていて、それを日々のスタミナ源にしています。
「趣味の一環」は「趣味のひとつとして」という意味があり、プライベートで行っている活動について話す時に用いられています。
「趣味」という表現を入れることで「楽しみながら、自主的に行っている内容」と伝えていけるので、前向きに活用していくといいでしょう。
「趣味の一環」を使った例文
・『趣味の一環として、河川敷のごみ掃除をおこなっています』
・『趣味の一環として、介護施設のボランティアをしています』
「趣味の一環」の類語や言い替え
似ている言葉に「趣味の延長で」があります。
「延長」は同じ方向性にあること、同じ流れにあることをいいます。
「趣味の延長で、物作りが好きになりました」や「趣味の延長で、砂浜の貝を集めるようになりました」と用いられています。
言い替えとして「趣味が高じて」があります。
「趣味が高じて」とは、大好きな気持ちが高まって何かに取り組むという意味があります。
「趣味が高じて、休日に絵を描くようになりました」と活用できます。
また「手前味噌ですが」というと、控えめに自分の良いことを伝える表現です。
「手前味噌で恐縮ですが、歩くのは大の得意です」と使います。
まとめ
「趣味の一環」を解説しました。
複数の表現を知っておき、円滑なコミュニケーションを図っていきましょう。