ここでは「趣旨をご理解いただき」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。
「趣旨をご理解いただき」とは?
「趣旨をご理解いただき」は、主として伝えたいことを分かって欲しいという意味で用いられます。
「当イベントの趣旨をご理解いただきまして、ご参加いただけますと幸いです」のような使い方になり、この場合には、そのイベントの開催意義にあたる主題を分かった上で参加して欲しいという意味で用いていると考えていいでしょう。
それが地球環境の保護を考えるイベントだった場合には、この表現の意味から同じようにその保護が大切だ、必要だと思っている人の参加を求めるために使っていると分かります。
「趣旨をご理解いただき」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この「趣旨をご理解いただき」はこの形では、先の説明のように、何かの主題となるものを理解した上でという意味で「趣旨をご理解いただきまして、お越しいただければと思います」などと用いられます。
その上でこのサイトを利用して欲しいといったように使われることもあり、要はその主題に対する賛同者を求めているという使い方をするための表現です。
口語でも使うことができますが、文章向けの表現になるので、そちらで該当のイベントなどの募集要項に用いられる場合がよく見られます。
「趣旨をご理解いただき」を使った例文
・『本活動の趣旨をご理解いただき、ご支援をいただけますと大変嬉しく思います』
・『当会の活動趣旨にご賛同いただきました上でのご参加を心待ちにしております』
「趣旨をご理解いただき」の類語や言い替え
・『主旨をご理解いただき』
同音になるこちらの「主旨」は、その話の要点という意味になります。
よって、言い替えには向いておらず、「物語の主旨をご理解いただき、その上で感想を述べていただきたく思います」のように使われている表現です。
文章用いる時に、この「主旨」と誤変換をしないように注意してください。
まとめ
「趣旨をご理解いただき」は、主題となるものを分かった上でと使われている表現です。
その上でこうして欲しいといった用い方になり、何かのイベントや活動に対し、それに対する賛同者を求めて使われることが多く、主として文章で用いられています。