「足取り」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

「足取り」とは? ビジネス用語

歩行に関する言葉には、「足取り」というものがあります。

一見して単純な意味をもつ言葉のようですが、実は犯罪にも関わっている言葉のようです。

気になる足取りの、意味や使い方について確かめてみましょう。

「足取り」とは?

人の足の歩調や、歩いた道筋などの意味をもっている言葉です。

また過去の相場の動き具合についても、足取りが使われます。


「足取り」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

ある人物に用事があるのに、居場所が分からないことはありがちです。

また自分自身の気持ち次第で、歩調は軽やかにもなるでしょう。

そのような状況について「足取り」を使って表現することが可能です。

人を探す時には、足取りを追う、足取りを辿る、足取りがつかめないのように使うことができます。

一方で気持ちに関連しては足取りも軽やか、足取りは重たいのように用いることが可能です。

ただし「足取り」を挨拶やメールで使う場合には、気をつける必要があります。

それは辞書を引くと、「(犯罪者などが)歩いた筋道」とネガティブなイメージで記載されているためです。

したがって公式的な場面では使わず、別の言葉に言い換えたほうが無難と言えます。


「足取り」を使った例文

・『業績が向上していることもあって、帰宅する足取りも軽やかです』
・『お客様と連絡を取りたいのですが、先日から足取りがつかめません』

「足取り」の類語や言い替え

「歩調」は、歩いた時の足の調子を表している言葉です。

「歩み」は、足並みや物事の進み方を意味しています。

「足運び」は、足の動かし方を表す言葉です。

「足付き」は、歩く時の足の様子についてを言い表します。

「ステップ」は、足取りを意味するカタカナ語ですが、カジュアルな印象になるために敬語の中ではあまり使われません。

「筋道」は通っていく道のことですが、転じて思考などの展開の順序をも意味している言葉です。

「経路」は道筋や、物事がたどってきた筋道を現しています。

まとめ

人の歩調や筋道などの意味を持っているのが、「足取り」なのでした。

これは人を探す時や、気持ちを表す時にも使うことができます。

ただし犯罪者が歩いた筋道という意味合いも含まれている、やや危ない言葉なのでした。

公の場面では、適切に言い換えて行く必要がありそうです。

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