「身重の身体」という表現はやや古い言い回しですが今でも使われています。
「身重の身体」にはどんな意味がありどのように使う言葉なのでしょうか。
「身重の身体」とは?
「身重の身体」とは、「妊娠している女性」という意味で使われている表現です。
お腹の中に赤ちゃんがいる妊娠中の母体を指す言葉です。
一人だけの体ではなく子供も合わせて二人分であることから妊娠中のことを「身が重い」と表現します。
妊娠できるのは女性だけなので「身重の身体」も当然女性限定で使います。
子供がお腹の中にいる期間限定であり出産後に「身重の身体」は使えません。
通常とは異なる体の状態を強調して使うことが多く、妊娠していことを理由に特別扱いやいつもとは違う対応を求める場面でよく用いられます。
「身重の身体」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
物理的に身体の重量が増すからという説と、自分と子供2人分の命の重さを抱えているからという説の2つが有力です。
基本的にはいたわりや配慮を求める文脈で使われることが多い表現ですが、妊娠というとてもデリケートな問題に関わる言葉なので使う際は注意が必要です。
中には失礼で不愉快なのではないかという声もありますが、本来の「身重の身体」という言葉自体に人を貶めるニュアンスは含まれていないので言い方やタイミングに配慮して使う分には全く問題ありません。
相手が明らかに嫌がっていない限り使っても大丈夫です。
「身重の身体」を使った例文
・『身重の体を押して仕事を続けるのはあまり褒められることではない』
・『身重の身体なのであまり無理はさせられない』
・『身重の身体だが貧しいので仕事を続ける』
「身重の身体」の類語や言いかえ
「妊娠中」「懐妊中」などは正式な場面でも使える表現です。
「マタニティ」「出産準備中」などの表現が使われることもあります。
「赤ちゃんがお腹にいる」「お腹に子供がいる」といった言い方でも意味は通じます。
まとめ
「身重の身体」はやや古い表現ですが死語ではなく現役で使われています。
ハラスメント関係で微妙な位置にある言葉なので使う際は配慮を忘れないでください。
