「転出いたしました」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

「転出いたしました」とは? ビジネス用語

ここでは「転出いたしました」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。

「転出いたしました」とは?

「転出いたしました」と使うと、それまでの居住区から出て、違う場所に住むことになったと言っています。

例えば、東京の新宿区に住んでいた人が、渋谷区に移り住んだといった時に「先日、新宿区より転出いたしました」と用いるという具合です。

新しくどこに住むといったことにまで言及はしていないため、それも必要であればこの後に、今後はどこに住むことになったなどと続けて使ってください。

個人的に用いる表現になるので、ビジネスで使われる際には、上司や同僚などにそのような引越しをしたといった報告になることがほとんどです。


「転出いたしました」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

この「転出いたしました」は、先の例のように、区役所や市役所の管轄が変わる時に用いられます。

よって、同区内、同市内でのそれには使わない表現で、そのように利用する役所が変わる引越しをすることを「転出」と呼んでいます。

それをしたと丁寧に伝えるための表現になり、勤務先の総務部に「先日○○市より転出いたしましたので、住所変更の届出をしたいのですが」のように用いる表現です。

その手の手続きを行う場合以外に、引越しをしたことをわざわざ「転出」と使うことはあまりないので、事務用語になると考えていいでしょう。


「転出いたしました」を使った例文

・『○月△日に○○市より転出いたしましたので、その手続きのために役所に行っていました』
・『先日○○区より転出いたしました。今後の住所は△△区になります』

「転出いたしました」の類語や言い替え

・『転入』
「転出」とは逆に、別の役所の管轄になる住所から、その区や市に引っ越してきたという場合に用いる表現になります。

「この○○市には、△△市より転入いたしました」といったように使ったり、「○○市には今月の△日に転入いたしました」などと用いられます。

まとめ

「転出いたしました」は、管轄になる役所が変わる引越しをした際に、それまで住んでいた区や市から出た、という意味になります。

どこからそうした、いつそれを行ったといった使い方になり、事務用語として住所の変更届を行うような際に用いられています。

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