「追記させていただきます」という表現はメールや書類の最後に使われる言葉です。
ビジネス用語の「追記させていただきます」はどんな意味がありどのように使う言葉なのでしょうか。
「追記させていただきます」とは?
「追記させていただきます」とは、「後から付け足して書く」という意味で使われているビジネス表現です。
文章の作成において本文完成後に内容を付け足して書くことを「追記」といいます。
書き忘れた部分や足りなかった説明などを付け加える意味で文章の最後に添える形で書くことを指します。
基本的には本文の最後に独立した内容を書き加えることを意味しますが、本文を修正する形で紛れるように書く場合もあります。
「追記させていただきます」は「本文だけでは不足しているので申し訳ないが書き足させてもらう」という意味で使われる言葉です。
「追記させていただきます」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
「させていただきます」という表現は本来相手から許可や恩恵を受けた時に使うのが正しい用法です。
「追記させていただきます」の場合は「追記する」の丁寧な言い方として使われているため本来の正しい使い方ではありません。
人によっては敬語の使い方が間違っていると判断する可能性もあるので注意してください。
「追記させていただきます」を使った例文
・『分かりにくい部分があったので追記させていただきます』
・『具体的なデータについて追記させていただきます』
・『本文に書きそびれた内容を追記させていただきます』
「追記させていただきます」の類語や言いかえ
過剰な丁寧さを排除した本来の正しい表現「追記いたします」です。
分かりにくい部分を補うような内容を書くのであれば「付記させていただきます」「補記させていただきます」が使えます。
本文を修正する形で加えた場合は「加筆させていただきます」を使い、手紙の場合は「追伸」を使います。
まとめ
「追記させていただきます」はいろいろな場面で使う言葉なので正しく理解しておきましょう。
