ここでは「送信させていただいておりますが」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。
「送信させていただいておりますが」とは?
「送信させていただいておりますが」は、2つの使い方がある表現です。
まず1つ目は、「先日カタログを送信させていただいておりますが、ご覧いただけましたでしょうか」といったように、以前にこちらから送信したものに対し、その反応などを伺うために用いる場合です。
もう1つは、「そちらは既に送信させていただいておりますが、再送いたしましょうか」のような使い方になり、こちらの場合も送信したものに対して使っているという点では一緒ですが、もう送っているということだけを伝えるために用いており、多少ニュアンスが違う使い方になります。
「送信させていただいておりますが」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この「送信させていただいておりますが」は、先のどちらの解釈でも、表現としてもう何か送ったという意味で使っています。
相手からまだそれが届いていないと言われた時に、「先日送信させていただいておりますが、届いていませんか」などと用いたり、先のように再送しますかと訊ねる使い方がよく見られ、「送信」としているので、メールで送ったと言っていると考えていいでしょう。
それに何かの資料やカタログなどのファイルを添付して送信した時も当然含んでおり、少し崩して「送信しておりますが」や「送信いたしましたが」としても同様の意味で使うことができます。
「送信させていただいておりますが」を使った例文
・『来週のお打ち合わせについて先日送信させていただいておりますが、ご確認いただけましたでしょうか』
・『3日ほど前に送信させていただいておりますが、もし届いていませんでしたらもう一度お送りいたします』
「送信させていただいておりますが」の類語や言い替え
・『お送りさせていただいておりますが』
「送信」とはせずに、送ったという言葉にしている形で、こちらに言い替えても問題ありません。
そして、メールで送信する場合以外にも使える表現となっており、郵送や宅配便などの手段で既に送ったという場合にも用いることができます。
まとめ
「送信させていただいておりますが」は、このように使う前に何かをもう送信しているという意味になります。
それを送ったことへの反応を伺うために用いる場合と、それが届いているかの確認や、再送しますかと訊ねる使い方があり、「送信」と使っていることから、メールでのそれに対して用いる表現です。