この記事では「進めていきたいと考えております」について解説をします。
「進めていきたいと考えております」とは?
物事を行っていこうと考えている、物事を進行させたいと思う、という意味です。
「進め」は「進める」のことで、物事を進行させるという意味があります。
「たい」は話し手の希望を表す語です。
「眠りたい」のような使い方をします。
「考え」は、ある事柄について頭をめぐらせて出した結論・判断・決意などのことをいいます。
「ております」は「ている」の丁寧な表現です。
「進めていきたいと考えております」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、話し手側の進めていこうという意志を伝える際に用います。
「考えております」は「そうするつもりだ」という意味合いで、物事を進めると断言をしているのではありません。
進めるとはっきりとしているならば、「進めてまいります」とするとよいでしょう。
はっきり言い切った方が、自分の意志がしっかりと伝わります。
また、曖昧な表現を避けることで、聞き手を困惑させずに済みます。
この言葉だけでは何を進めるのかわからないので、進める事柄をこの前に述べます。
また、物事をはじめる時期がわかっているならば、その時期を伝えておくとよいでしょう。
たとえば、プロジェクトを進めるという場合は、プロジェクトに着手しはじめる日を伝えます。
はじめた物事が終わる時期が決まっているなら、その時期も伝えておきます。
終わる時期の目安がわかると、今後の予定が立てやすくなります。
「進めていきたいと考えております」を使った例文
・『○○を進めていきたいと考えております』
「進めていきたいと考えております」の返答や返信
何かを進めるようなので、「お願いします」の意を伝えるとよいでしょう。
進め方についてこうして欲しいというものがあれば、それを伝えてください。
進めた物事をこの日までに終わらせて欲しいというのがあれば、期限を伝えておきます。
期限を定めることで、集中して取り組みやすくなります。
まとめ
この言葉は、話し手側が何かを進めるつもりであるときに用いるものです。
「進めます」と断言をしているのではありません。
進めるとはっきりしている場合は、「〜いきます」など言い切るようにしましょう。