「進んでいただきたく存じます」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

「進んでいただきたく存じます」とは? ビジネス用語

ここでは「進んでいただきたく存じます」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。

「進んでいただきたく存じます」とは?

「進んでいただきたく存じます」は、どこかの方向に進んで欲しいと伝えるための表現です。

使い方として、何かの仕事をそのまま進めて構わないのかと聞かれた際に、「そのまま進んでいただきたく存じます」と使うような場合と、物理的な方向を指して、「1つ目の角を右に曲がって進んでいただきたく存じます」のように用いることがあります。

前者の時には「進めていただきたく〜」とした方が適しているため、そちらにして使われることが多く、あまり元の「進んで〜」とは用いませんが、間違いという訳ではありません。


「進んでいただきたく存じます」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

この「進んでいただきたく存じます」は、先のように考え方や方向性といった用い方と、物理的などこかの方向という意味で使うことができる表現です。

どちらとして用いる時にもとても丁寧に伝えるために使われており、少し崩して「進んでいただけますか」として用いたり、「進んでください」といった使い方をすることもでき、それらの形にしても意味が変わることはありません。

よって、用いる相手や文脈などによってそのように使うことも多く、いずれもそうしてくださいと伝えるために用いられます。


「進んでいただきたく存じます」を使った例文

・『これまでの内容の通り、そのまま進んでいただきたく存じます』
・『少し分かりにくいかも知れませんが、○○を目印にして真っ直ぐ進んでいただきたく存じます』

「進んでいただきたく存じます」の類語や言い替え

・『続けていただきたく存じます』
仕事でその方向に進んで欲しいと伝える使い方をする場合、こちらで言い替えられることも多いです。

「そちらで間違っていませんので、そのまま続けていただきたく存じます」といったように使われますが、それまでに行っていたことを続けて欲しいと用いるため、そのような使い方になる場合に限ります。

まとめ

「進んでいただきたく存じます」は、考え方や方向性に対して、または物理的な方向を指してそちらへ進んで欲しいと使われる表現になります。

前者では「進めて〜」とした方が適しているので、このままではなくそのように用いるといいでしょう。

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