取引先の方にお伝えしたい時に、何といえばいいか悩むことがあります。
「進展がありましたら」の正しい使い方と例文、似ている言い方をチェックしていきましょう。
「進展がありましたら」とは?
この場合の「進展」とは、何らかの新しい動きをいいます。
こう着状態が続いている案件で、関係者の対応に変化が出た時に使われています。
また次の行程に進んだなど、展開がひとつ先に進んだこともあらわしています。
「ありましたら」は「あったら」の丁寧な言い方です。
そのため「進展がありましたら」で「目立った動きがあったら」と訳せます。
大きな進展があった時に、お願いや報告をする文で使われています。
「進展がありましたら」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
社外の方と共同で仕事をしている場合は、こまめな連絡や報告が欠かせないものです。
「何かあったら連絡してください」あるいは「何かあったら、こちらから連絡します」と言いたい時に取り入れられているのが「進展がありましたら」にあたります。
手掛けているプロジェクトに新しい変化が起こった時に連絡して欲しい、あるいは連絡を差し上げる時に使いやすいです。
このひと言を添えておくと、スムーズなコミュニケーションに繋がるもの。
明るく活用していきましょう。
「進展がありましたら」を使った例文
・『進展がありましたら、ご連絡いたします』
・『進展がありましたら、弊社までご連絡ください』
「進展がありましたら」の類語や言い替え
似ている言葉に「進捗がありましたら」もあります。
進捗はタスクの進み具合をいいます。
ひとつ上の階層に進んだ時、ひとつのタスクが完了した時に、連絡や報告をする言い方になります。
言い替えに「何か動きがございましたら」や「進展がございましたら」が挙げられます。
まとめ
「進展がありましたら」を解説しました。
色々なビジネス敬語を知っていると、明るい対応が取れるようになれます。
社会人のスキルを磨くために、言葉のすそ野を広げていきましょう。
