ここでは「遅れています」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。
「遅れています」とは?
「遅れています」は、本来より遅延しているという時に使う言葉です。
「こちら側の都合で発送が遅れています。
大変申し訳ありません」のような使い方でビジネスでも見掛けることがあり、口語で使うこともできます。
そのようなこちら側に遅延の原因があるという使い方以外に、「悪天候で飛行機の到着が遅れています」などと自分側には原因がない場合にも用いることができ、この言葉自体は単に遅延しているとだけ表現しています。
ビジネスシーンだけでなく、プライベートなシーンでもよく使われており、口語、文章を問わず使えるので、何かに本来より遅延があった際に色々な使い方ができます。
この本来は「予定」と言い替えるとわかりやすく、そんなはずではなかったといった意味も含んでいると考えていいでしょう。
そのため、いい意味で使われることはほとんどありません。
「遅れています」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この「遅れています」は、時間的な遅延を表現するために使うことが多いです。
先の「到着が遅れています」といった使い方がそのいい例ですが、それ以外に進み具合という解釈で用いることもでき、「工事の進捗が遅れています」のように使う場合がそちらの例になります。
この場合、工事の進み具合が予定通りではない、遅延が発生しているという解釈になり、この手の使い方をされることも少なくありません。
要は、本来はそうではなく、もっと早い予定だった、もっと進んでいる予定だったという時に使うもので、難しい使い方をする言葉ではないため、解釈に困るような場面はまずないでしょう。
「遅れています」を使った例文
・『運送業者の手違いにより、荷物の到着が2時間ほど遅れています』
・『悪天候の影響から、完成予定より1ヶ月遅れています』
「遅れています」の類語や言い替え
・『芳しくありません』
この言葉は調子がよろしくないといった解釈や、進捗がよくないという意味で使われます。
後者の意味で「工事の進捗が芳しくありません」のように使うと、それが遅れていますと言っているのと同じになります。
ですが、時間的な遅延には使えないため、そちらの意味で用いている場合の言い替えにはなりません。
まとめ
「遅れています」は、予定より遅延している、予定より進み具合がよくないという解釈になる言葉です。
難しい使い方はない言葉なので、そのどちらなのかさえ分かれば意味を間違えることはなく、そのようなことを表現する時に様々なシーンで用いられています。