言葉が大げさではないことを表すのが、「過言ではありません」のフレーズです。
これは意味が思い浮かびにくいことも、あるかも知れません。
どんな意味なのか、どう使うかを確かめてみましょう。
「過言ではありません」とは?
ある1つの考えに至ることは、全く大げさ過ぎることがない、妥当であることを表しています。
「過言ではありません」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
有能な人が入社した途端に売上が伸びたら、その人の能力の賜物と言っても大げさではないです。
もはや大地震がいつ来ても、、そのようにある1つの考えでおかしくないと感じる時などに、「過言ではありません」を使うことができます。
この表現を使うことで、状況を強調する効果が得られるでしょう。
これを話し言葉などに用いる時は「彼女のお陰であると言っても」などのように、何の事柄が大げさではなく妥当であるかを示すのが良いです。
「過言」という言葉だけ見ると、度が過ぎた言葉やひどい悪口の意味が含まれます。
しかし「過言ではありません」は、「度が過ぎた悪口ではない」の意味にならないことに気をつけてください。
「過言ではありません」を使った例文
・『今年に入って売上が伸びたのは、彼女のお陰と言っても過言ではありません』
・『もはやいつ大地震が起きてもおかしくないと言っても、過言ではありません』
「過言ではありません」の類語や言い替え
「大げさではありません」は、1つの考えに至ることは、実際より誇張してはいないことを表します。
「言いすぎではありません」は、ある考えに至ることは、オーバーではないことです。
「不思議ではない」は、1つの思考に至ることは、奇妙ではないことを表します。
「議論の余地はない」は、話し合う隙がないほどに、妥当な考えであることです。
「と言ってよい」は、そう言い表して妥当であるとの意味になります。
「妥当」は、ある判断や状態が、よく当てはまることです。
「適切」は、状況などに当てはまっていることを表します。
まとめ
何かの考えに達することが大げさでないこと、それが「過言ではありません」との表現です。
悪口ではないの意味にはならないことには、気を付けてください。
「議論の余地はない」など、別の表現に言い替えることも可能です。
何かを強調して言いたい時には、使ってみると良いでしょう。