「重ねてのご連絡失礼します」とは?
ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈していきます。
「重ねてのご連絡失礼します」とは?
「重ねてのご連絡失礼します」とは、ビジネス上で使う会話やメールなどにおいて「何度もご連絡をさせていただきまして申し訳ございません」あるいは「くり返しのご連絡となりまして恐れ入ります」などという意味合いで使われている言い回しです。
元々は別の会社や組織などとと共にひとつのビジネスを進めていく上では、それぞれの持ち場を任されている担当者や代表者などが細やかに連携を図りながら取り組んでいきますが、それらの応対の中で関係者に向けて何べんも連絡をしてしまうことについて謝罪の意を表明することができる表現です。
「重ねてのご連絡失礼します」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
「重ねてのご連絡失礼します」とは、「何回もご連絡をさせていただきまして申し訳ございません」または「重ね重ねご連絡をしてしまうこととなりまして恐縮しております」などという意味合いで使われている文言です。
ビジネスにおける業務関係者や協力者などに向けて複数回連絡をしてしまうことにより手を煩わせてしまう旨について詫びることができる表現で、連絡を重ねなければならない分かりやすい理由や事情などについても丁寧に併記しておかなければなりません。
「重ねてのご連絡失礼します」を使った例文
・『重ねてのご連絡失礼しますが、先般お知らせいたしました次回の会合におけるご参加可否につきましてはその後いかがでしょうか』
・『重ねてのご連絡失礼します、すでにお伝えさせていただいてはおりますが、来週の3連休はお休みを頂戴いたしますことを改めてご報告申し上げます』
「重ねてのご連絡失礼します」の類語や言い替え
・『何度も催促するようで恐れ入りますが』
・『しつこいようで大変申し訳ございませんが』
・『以前お伝え済みの件になりますが』
まとめ
「重ねてのご連絡失礼します」とは、ビジネスシーンにおいて「度重なるご連絡をお許しいただければと思います」などという意味合いで使われている表現です。
このフレーズを使用する際にはもっている意味やニュアンスなどをしっかりと理解した上で、その時の場面や状況などに応じて適切に使いこなしましょう。
