「重ね重ねのご連絡となり」とは?
ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈していきます。
「重ね重ねのご連絡となり」とは?
「重ね重ねのご連絡となり」とは、ビジネスで使われる会話やメールなどにおいて「何度もご連絡をさせていただくこととなりまして」あるいは「くり返しのご連絡となってしまい」などという意味合いで使われている表現です。
元々は違う企業や団体などと共にひとつの事業や共通の取引などを行っていく際には、双方の担当者や代表者などが中心となって話を進めていきますが、それらの応対の中で先方に向けて短い間に何回も連絡をせざるを得ない旨について言及することができる言い回しです。
「重ね重ねのご連絡となり」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
「重ね重ねのご連絡となり」とは、「何べんもご連絡をさせていただきまして」もしくは「しつこいぐらいにご連絡をしてしまいまして大変恐れ入ります」などという意味合いで使われている文言です。
ビジネス上では連日関係者同士で細やかに連携を図りながら業務や仕事などに取り組んでいきますが、それらのコミュニケーションの過程で同じ相手にそう長くない時間の中で複数回連絡をしなければならなかったり、すでに連絡済みの件について改めて触れる必要が出てきた場合などに使用されています。
「重ね重ねのご連絡となり」を使った例文
・『重ね重ねのご連絡となりまして大変恐縮ではございますが、再度ご確認いただけますと幸いでございます』
・『前回すでにお知らせ済みの件で、重ね重ねのご連絡となり申し訳ございません』
「重ね重ねのご連絡となり」の類語や言い替え
・『度重なるご連絡となりまして失礼いたします』
・『再三のご連絡となり申し訳ございませんが』
・『先般ご連絡済みの件で改めてご連絡申し上げますが』
まとめ
「重ね重ねのご連絡となり」とは、ビジネスシーンにおいて「何度もご連絡をしてしまいまして申し訳ないと存じます」などという意味合いで使われている表現です。
このフレーズを使用する際にはもっている意味やニュアンスなどをきちんと理解した上で、その時の場面や状況などに応じて丁寧に使いこなしましょう。
