この記事では、ビジネスシーンでよく使われるフレーズの「重責を担われることになるかと思いますが」について、その意味や使い方や言い換え表現などを徹底解説します。
「重責を担われることになるかと思いますが」とは?
「重責を担われることになるかと思いますが」のフレーズにおける「重責」の読みは「じゅうせき」で、「重い責任」との意味です。
また次の「担われる」の読みは「になわれる」で、「負うこと、身に引き受けること」を意味する「担う」に敬意を表す「れる」が付けられた表現です。
また、「なるかと」は「なるだろうと」といった意味です。
以上より、「重責を担われることになるかと思いますが」のフレーズは、「重い責任を負われることになるだろうと思うが」といった意味の丁寧な表現となります。
「重責を担われることになるかと思いますが」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
「重責を担われることになるかと思いますが」のフレーズは、昇進や栄転される方に対するお祝いの手紙やメールでよく使われる表現です。
昇進や栄転に対するお祝いの手紙やメールでは、最初に「この度は、〇〇営業所の所長としてご栄転とのこと、誠におめでとうございます」と祝意を述べ、次にこれまでお世話になったことに対するお礼などを述べ、その後に「今後一層、重責を担われることになるかと思いますが、無理をなさらぬようご自愛ください」等と、このフレーズを使って相手の方を気遣う言葉が綴られます。
また、このフレーズは、丁寧な表現ですが、「重責を担われることになるかと存じますが」と「思う」を謙譲語の「存じる」に換えた敬語表現もよく使われます。
「重責を担われることになるかと思いますが」を使った例文
・『重責を担われることになるかと思いますが、お体には十分ご留意ください』
・『重責を担われることになるかと思いますが、ご自愛の上、ご活躍とご発展をお祈りいたします』
「重責を担われることになるかと思いますが」の類語や言い換え
「重責」の類語としては「重い責任」や「重い責務」や「重い職責」等が挙げられます。
したがって、このフレーズは「重い責任担われることになるかと思いますが」や「重い責務担われることになるかと思いますが」や「重い職責担われることになるかと思いますが」等と言い換えることができます。
また、先に記した通り、このフレーズは「重責を担われることになるかと存じますが」との敬語表現に言い換えることができます。
まとめ
「重責を担われることになるかと思いますが」のフレーズは、「重い責任を負われることになるだろうと思うが」といった意味の丁寧な表現です。
このフレーズは、昇進や栄転に対するお祝いの手紙やメールで、相手の方の体を気遣う言葉を添えてよく使われます。