使い方が難しい表現があると、その使用方法に悩むものです。
「長年に亘り」の適切な使い方と類似表現を学んでいきましょう。
「長年に亘り」とは?
この場合の「長年」とは、長い年月を指します。
絶え間なく続いてきた、長い期間をあらわします。
また「亘り」は「わたり」と読み、月日がめぐるという意味合いがあります。
「長い年月をめぐって」このような解釈ができます。
これまでのご愛顧に、感謝する文で使われています。
「長年に亘り」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
長い間のご恩に、感謝の言葉を述べたのが「長年に亘り」です。
ずっと通ってくれたお客様、そして贔屓にしてくれた方、共に励んできた取引先の方に、お礼の気持ちをお送りできます。
店舗の移転、店舗の閉店、支店の閉鎖に使われる言い方なので心得ておきましょう。
一方で「長年に亘り」は読みの難しい「亘り」が含まれています。
読みやすい挨拶文を目指すのなら「長年に亘り」を「長年にわたり」に整えた方が親切なことも。
両方の文を作成して、店舗の格式や年営業年数にあう方を採用していきましょう。
「長年に亘り」を使った例文
・『長年に亘りご愛顧いただき、誠にありがとうございました』
・『長年に亘りご愛顧いただき、感謝申し上げます』
「長年に亘り」の類語や言い替え
似ている用語に「短い間でしたが」もあります。
こちらは転勤や退社の挨拶をする時の言い方です。
「短い間でしたが、皆様には大変お世話になりました。
ありがとうございました」と活用できます。
言い替えの表現に「長きにわたり」や「長年にわたり」があります。
「開店当初から長きにわたりましてご愛顧ご支援賜り、誠にありがとうございました」と使います。
これまでのお礼を言葉に託していきましょう。
まとめ
「長年に亘り」を解説しました。
落ちついた表現の正しい使い方を学んで、様々な場面で活用してみてください。
