「関心を持っており」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

「関心を持っており」とは? ビジネス用語

物事に興味をそそられる状況などには、「関心を持っており」のフレーズが使われます。

ただこれは人物に対して使う場合には、若干の問題が出てくるようです。

どう使えば良いか、違和感のない言い換えは何かなどを確かめてみて下さい。

「関心を持っており」とは?

何かの物事や人に対して興味が湧いて、それをもっと知りたく思っていることを表しています。


「関心を持っており」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

企業や個人は常に世間の動向に目を光らせていますが、ある物事や人物に対して特別な興味をそそられることも頻繁です。

その特定の相手に対してその気持を伝えたり、関係者で話題にする時に「関心を持っており」が使われることになります。

これを対面やメールで使う場合、誰がどんな物や人に、どうして関心を持っているのか、関心があるからどうしているか、これからどうするかなどを伝える必要があるでしょう。

ただ物事に対して用いる場合には支障ないですが、人物に対してこれを用いる場合、上から目線と受け取られることもあるので気をつける必要があります。


「関心を持っており」を使った例文

・『弊社では以前より◯◯に関心を持っておりまして、ぜひ販売をさせていただきたいと考えています』
・『いまや多くの人々が、オーガニックな食品に関心を持っております』

「関心を持っており」の類語や言い替え

「関心をいだいており」は、抱えるように包み込むことや、心に考えや感情を持つとの意味がある、「抱く」を使った相手を敬う表現です。

「関心を寄せており」は、近づけることを表す「寄せる」を用いて、関心を持っておりと言うよりも丁寧な言い方となります。

「興味深く感じており」は、ある対象への特別な関心を表す「興味」と、感情をいだくことを表す「感じる」を併せた表現です。

「心惹かれており」は、相手に好意をいだいていることを意味する言い方となります。

これは「魅力」と言い換えることも可能です。

また関心の部分については、「注目」「好奇心」とすることもできます。

しかし「気になっており」と言う場合は、やや敬意を損ねる言い方になるでしょう。

まとめ

物事などに興味を持っていることを話題にするときなどに、「関心を持っており」を使うことができます。

しかし人物に使うと、上から目線と感じられることもあるので気をつけるべきです。

言い換える場合は「関心をいだいており」など丁寧な形を考えてみてください。

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