この記事では「限られた時間でしたが」について解説をします。
「限られた時間でしたが」とは?意味
時間の枠が決まっていたけれど、という意味です。
「限」は「限る」のことで、時間や空間など範囲を定めることを意味します。
話を聞ける時間は10時から12時までの間など、範囲を決めることをいいます。
「でし」は「です」のことで、「だ」「である」の丁寧な表現です。
「た」は、ある事柄が過去に行われた意を表します。
「限られた時間でしたが」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、時間が限られていたけれど、ある事柄ができたときに使用をします。
「が」は逆接の意味です。
時間が限られていると、思ったように行動できなかったり、思った結果を出せなかったりすることでしょう。
しかし、逆接の「が」を使っているので、思ったようにできなかったという意味とは反対の内容の事柄がこの後には続きます。
たとえば、ある人と直接会って話をする機会を得られたとします。
相手は忙しい人なので、長く話をすることができません。
しかし、わずかな時間であっても、その人と話ができたことで貴重なことを聞くことができ、素晴らしい時間を過ごすことができました。
このことを「限られた時間でしたが、貴重なお話を聞くことができました」などといいます。
時間が限られていたため何かができなかったときは、「限られた時間だったため〜」という言い方をします。
「限られた時間でしたが」を使った例文
・『限られた時間でしたが、いろいろとお話を聞かせていただき、うれしく思いました』
「限られた時間でしたが」の返答や返信
限られた時間の中で何かをしたことへお礼を述べられたとします。
たとえば、話をしたといったことです。
お礼の連絡をくれたときは、連絡をしてくれたことへ感謝を伝えるとよいでしょう。
内容は簡潔で構いません。
限られた時間の中であることができたと報告を受けたときは、その報告内容をよく聞いておきます。
まとめ
この言葉は、時間の範囲が決められていたけれど、あることができたときに用います。
限られた時間の中で何かをすることは難しい場合もありますが、貴重な体験ができたり、何かを成し遂げたりすることもできます。
そういったときに用いる言葉です。
