「離れており」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

「離れており」とは? ビジネス用語

ここでは「離れており」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。

「離れており」とは?

「離れており」は、物理的に近い訳ではないという意味と、考え方が離れているといった2つの使い方がある表現です。

前者として用いる場合、「営業所は本社とはちょっと離れており、車で20分程度の場所にあります」といったような使い方になり、後者だと「彼の考え方は私とは離れており、○○の方が適していると言っています」などと使われます。

どちらも近い訳ではないという解釈になる点では一緒で、どれほどの程度なのかといった点も一緒にして、最初の例のように使う場合がよく見られます。

口語、文章は問わない表現なので、そのどちらでも使うことができます。


「離れており」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

この「離れており」をどれくらいそうなのかと使う時には、「○○と△△では10キロほど離れており〜」のように、それを添えて用います。

最初に挙げた例のように、車で20分程度などと移動手段や時間にして表してもよく、「多少離れており」といったように、そこまで具体的でない使い方をすることもでき、それと具体的な内容を併せて使っても構いません。

勉学において用いられることも多い表現で、その分野によってはよく「地球と月とは約38万キロ離れており〜」のような使い方をされており、近い訳ではないという意味に違わなければ、色々な用い方ができる表現となっています。


「離れており」を使った例文

・『弊社は最寄り駅より少し離れており、徒歩で15分程度かかります』
・『新製品がヒットしなかったため、すっかり顧客の心が離れており、全体的な売り上げのダウンに繋がってしまっている』

「離れており」の類語や言い替え

・『距離があり』
この表現も、物理的に近くないという意味と、考え方がそれだという2つの使い方ができます。

よって、「○○とここでは多少距離があり〜」や、「考え方に距離があり〜」などと言い替えに使うことができますが、上の例文の2つ目のように、そのまま置き換えることはできない場合もあるので、こちらにする場合には文脈などをうまく合わせて使ってください。

まとめ

「離れており」は、近くはないという意味で用いられています。

物理的にそうだと使うだけでなく、考え方がそれだと用いる場合もあり、どちらでもどの程度そうなのかと使われることが多く見られる表現です。

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