正しい意味を心得ておくと、自信をもってやり取りできます。
「難局に直面する状況が続き」の使い方を見ていきましょう。
「難局に直面する状況が続き」とは?
難局とはたやすく乗り越えられない、難しい状況をいいます。
直面は避けられない状況、向き合わなければいけない課題との遭遇をあらわします。
「自分の力ではどうすることもできない、難しい状況が度々起きて」このようなニュアンスが込められています。
苦しい状況を乗り越えようとする、相手の苦労をおもんばかる言葉といえるでしょう。
「難局に直面する状況が続き」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
師走の時期を迎えると、そろそろ年末の挨拶状を書き始めたいもの。
ビジネスメールでもいいので、お世話になった方にお礼の気持ちを届けておきましょう。
「難局に直面する状況が続き」は色々なことがあった年の、締めくくりにふさわしい表現です。
新型コロナウイルスの感染症や物価高、新たな地域の紛争など、様々なニュースが駆け巡った年の瀬に使います。
本来ならば「何もない穏やかな1年でしたね」と書きたいのですが、色々な事情があってそうもいえない時に使います。
今年の感謝と来年の抱負を織り交ぜつつ、読んだ方が明るい気持ちになれるような文も意識して取り入れていきましょう。
「難局に直面する状況が続き」を使った例文
・『難局に直面する状況が続き、ご苦労はいかほどかと拝察いたします』
・『難局に直面する状況が続き、一筋縄ではいかない年だったと推察いたします』
「難局に直面する状況が続き」の類語や言い替え
似ている言い方に「先の見えにくい状況が続き」もあります。
すぐに結論を出せない、曇り空の状況をあらわします。
相手の苦労をねぎらう「ご苦労はいかほどかと拝察いたします」とセットにして、用いていきましょう。
言い替えの表現に「変化の多い年でしたが」や「様々な課題と向き合う年でしたが」が挙げられます。
深みのある表現を知って、ビジネス敬語を深めていきましょう。
まとめ
「難局に直面する状況が続き」の使い方を学びました。
様々な表現を取り入れて、ビジネス敬語の達人を目指してください。