「順調でしょうか」とは?
ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈していきます。
「順調でしょうか」とは?
「順調でしょうか」とは、ビジネスで使われる会話やメールなどにおいて、「問題や不備などはございませんでしょうか」もしくは「予定どおりに進んでおりますでしょうか」などという意味合いで使われている言い回しです。
本来は別々の企業や組織などと共に足並みを揃えて進めていく必要があるプロジェクトや任務などにおいては、関係している担当者や代表者などが数多くのコミュニケーションを図りながら仕事を進めていくシーンが出てきますが、それらのやり取りの中で相手に向けて不具合や支障などは発生していないか否かを尋ねたい場合などに使用されています。
「順調でしょうか」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
「順調でしょうか」とは、「現状におきましては予想外の事象などは発生しておりませんでしょうか」ないし「計画については事前に予期していたとおりに進んでおりますでしょうか」などという意味合いで使われている表現です。
複数の企業や組織などが関係している事業や大きな任務などを執り行っていく過程においては、進行具合や進捗状況などについてその都度関係者間で共有しながら取り組んでいかなければなりませんが、それらのやり取りの最中に先方に向けて問題点や障害などは起きていないかどうか確かめたい場合などに用いられている表現です。
「順調でしょうか」を使った例文
・『来月に迫っております新店オープンに向けての準備を進めているかと存じますが、現在のところ順調でしょうか』
・『御社の営業担当者を変更させていただいてからひと月が経過いたしましたが、その後は順調(に進んでおります)でしょうか』
「順調でしょうか」の類語や言い替え
・『計画はスムーズに進行していますでしょうか』
・『予定していた内容については滞りなく進行しておりますでしょうか』
・『修正するべき箇所などはございませんでしょうか』
まとめ
「順調でしょうか」とは、ビジネスの場において「円滑に進んでおりますでしょうか」などという意味合いで使われている表現です。
このフレーズを使用する際にはもっている意味やニュアンスなどをきちんと理解した上で、その時の場面や状況などに応じて上手に使いこなしましょう。